教科「情報」について
教科「情報」は、情報に関する科学的な見方・考え方を働かせ,情報技術を活用して問題の発見・解決を行う学習活動を 通して,問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用し,情報社会に主体的に参 画するための資質・能力を次のとおり育成することを目指している。

目標

  1. 効果的なコミュニケーションの実現,コンピュータやデータの活用について 理解を深め技能を習得するとともに,情報社会と人との関わりについて理解を深めるようにする。
  2. 様々な事象を情報とその結び付きとして捉え,問題の発見・解決に向けて情報と情報技術を適切かつ効果的に活用する力を養う。
  3. 情報と情報技術を適切に活用するとともに,情報社会に主体的に参画する態度を養う
  4. 情報教育とは、情報活用能力を育てること

経緯

実施年 内容
2003年~ 教科「情報」が「情報A」「情報B」「情報C」の3科目でスタート。2単位。1科目が必履修。
2013年~ 「社会と情報」「情報の科学」に科目名変更。1科目が2単位必履修。
2022年~ 「情報Ⅰ」(必修)「情報Ⅱ」(選択)いずれも2単位。
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3つの観点

  1. 情報活用の実践力
  2. 情報の科学的な理解
  3. 情報社会に参画する態度
内容 教材
情報活用の実践力
  1. 課題や目的に応じて、情報手段を適切に活用
  2. 必要な情報を主体的に収集・判断・表現・処理・創造
  3. 受け手の状況を踏まえて、発信・伝達能力
  • プレゼンテーション
  • Webページによる情報発信
  • 問題解決
    1. 情報の収集・整理・分析
    2. シミュレーション
    3. モデル化
  • コミュニケーション
情報の科学的理解
  1. 情報活用の基礎となる情報手段の特性の理解
  2. 情報を適切に扱い、自らの情報活用を評価・改善するための理論や方法の理解
  • 情報のディジタル化
    1. 数値、文字、音声、画像
    2. 情報のデータ量
  • アルゴリズムとプログラム
  • 通信ネットワーク
    1. IPアドレス
    2. WWW
    3. 電子メール
参画する態度
  1. 情報や情報技術がはたしている役割や影響を理解
  2. 情報モラルの必要性や情報に対する責任
  3. 情報社会の創造に参画しようとする態度
  • 情報社会の問題解決
    1. 情報セキュリティ、情報モラル
    2. 情報に関する法規や制度
    3. 情報技術の役割と影響
    4. 望ましい情報社会の構築
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学習指導要領

参考資料